

最初の豊胸の試みとして世に知られる手術は、1895年にドイツで行われた(興味深いことに、バストを小さくする外科手術は、それ以前、多年にわたり行われていた)。その最初の手術では、女性の背中にある良性腫瘍の脂肪がバストに移植された。数年足らずで、豊胸のためにパラフィンワックスを入れる実験が行われ、のちには、石油ゼリー、蜜蝋、野菜オイルなどの異物も試みられたが、パラフィンがずっと主力だった。シリコーンを入れた最初の女性は、おそらく、第二次世界大戦後の日本の売春婦達だった。欧米風の大きなバストを好むアメリカの占領軍兵上の嗜好を満足させようとしたのだ。現在行われているように、袋状の膜におさめたシリコーンを外科的にバストに挿入するのではなく、彼女達には、注射針かチューブで胸部組織に直接、液状シリコーンまたはパラフィンが注入された。だから時には、雑多な不純物も一緒に注入された。数年もしないうちに、シリコーン注入法による豊胸はアメリカに普及し、ラスベガスのショーガールとカリフォルニアの野心に燃えた女優の間で格別人気があった。
> 豊胸の大塚美容形成外科
美容外科の手術は、いまや当日帰宅が常識のようになっていますが、全身麻酔をしなくてはならない手術に、部分麻酔を使っている美容外科が少なくありません。そのため途中で麻酔が切れて患者さんが痛みを訴えたり、安静にしなければいけないときに帰宅してしまい、術後の回復に時間がかかることもあります。私のクリュックでは、顔などの局所的な手術は部分麻酔で行い、当日帰宅が可能です。しかし、豊胸術、腹部や下半身の脂肪吸引などは全身麻酔で行いますので、その際は最低一日は入院していただきます。それは、術後の安静が大切だからです。部分麻酔のなかには硬膜外麻酔のように、麻酔専門医以外の医師が行うと、ときに麻酔中毒を引きおこす場合もあります。それに比べて、全身麻酔はより安全です。そのような安全な麻酔を熟練した麻酔専門指導医が行う。これなら危険はありません。
アメリカから機械を輸入して脱毛サロンを経営していた会社は、女性のニーズが脱毛だけではなく、痩身やフェイシヤルにもあることに注目し、その三本柱を組み合わせてエステティックサロンを経営することを考えついたのです。なぜアメリカから機械を輸入していたかというと、技術力の違いで国産のものよりもはるかに性能が優れているからです。機械だけではなく、エステティシャンの技術もアメリカの方が進んでいたので(現在では日本のエステティシャンも技術力での差はなくなったといえます)、日本でエステティックサロンを本格的にやる場合は、やはりアメリカから機械を輸入したほうが良かったものと思われます。ただ、アメリカ人と日本人の肌は違うので、各企業で日本人の肌に合うように改造して使用しています。
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